去る2008年8月30日〜31日、「アカツキ電光戦記 Ausf.Achse」の全国大会「アカツキ電光大戦」が大阪のゲームセンター「KO-HATSU」にて開催された。
「アカツキ電光戦記」は元はサークルSUBTLE-STYLE製作の同人格闘ゲームであったが、2008年2月にアーケード化された異例の作品。
近年の対戦格闘ゲームに氾濫する複雑で難解なシステムは一切無しで、誰でもすぐに遊べるシンプル・イズ・ベストを地でいく作品だ。
シンプルさが生む熱い駆け引き、画面中央でのクラシカルな間合いの取り合い、画面端での近代格闘ではの怒涛の攻防がミックスされた対戦には定評があり、こうしてKO-HATSU主催の全国大会開催にまで至った。

初日である8月30日は2on2大会から行われた。2on2の参加チームは斡旋チーム4チームを含む計15チーム30人。
Aブロックを勝ち上がってきたのは二人ともゾルダートのゾルダートチーム【師弟チーム】。
先鋒は弟子「S.R」、大将は師匠「トルネードへきゃっしゅ」固定のオーダーで、「S.R」を突破した相手を「トルネードへきゃっしゅ」が潰していく鉄壁布陣でブロックを突破。
ゾルダートの教科書とも言える精密機械のような正確な立ち回りの「トルネードへきゃっしゅ」のプレイに会場は驚愕、決勝までに取られたラウンドは準決勝【ぺぺはし】チームの「七橋」戦のみという強さで決勝に進出した。

Bブロックを勝ち上がってきたのは電光戦車の「NOK-いちびり」と塞の「けろ」によって構成された【グルーヴオンファイト勢】。
関東二台戦車の一翼「NOK-いちびり」と、のらりくらりと立ち回り要所で相手の反撃を攻勢で狩って追い詰めていく「けろ」。
戦車の鬼門である不律との対決は「けろ」の塞が倒し、電光戦車を有するチームで決勝の壇上へ進出した。

【師弟チーム】対【グルーヴオンファイト勢】の対決となった決勝戦、
【師弟チーム】の先鋒はこれまで通り「S.R」が、【グルーヴオンファイト勢】の先鋒は電光戦車の「NOK-いちびり」が努める。
エレクトロアウゲとB-マインを置きつつ要所要所ではB-マインを絡めた起き攻めで1本目は電光戦車が先取するが、ブリッツクーゲルとタイミングを計った飛び込みでゾルダートが二本目は取り返す。
3本目はゾルダートが優勢に展開を進めていき電光戦車の体力は残り僅か、今大会「S.R」の初勝利か!?と思われたか、ゾルダートがうっかり戦車の起き上がりに特攻ブリッツクーゲルを発射。
しかし電光戦車のゲージは3本溜まっており、暗転見てから余裕のギャラルホルン発射の神展開で電光戦車が勝利。
先に大将を引きずり出された【師弟チーム】だが、しかし「トルネードへきゃっしゅ」が対戦車用のB攻撃を起点とした立ち回りで「NOK-いちびり」を撃破、大将の「けろ」を引き出し状況はイーブンへ。
残り体力僅かの状況から打撃を意識させた投げと特攻イト腿で「けろ」の塞が逆転か!?と思われたが最後はゾルダートが逆に投げ返し1本先取。
2本目は「トルネードへきゃっしゅ」ならではの正確無比な立ち回りが炸裂しゾルダートが勝利。
2on2はゾルダート・ゾルダートチームの【師弟チーム】は優勝を収めた。

次いで行われた3on3戦、こちらは参加者33人による11チームにて行われたのだが、
なんと共に優勝候補筆頭である【ハゲと軍人2000万パワーズ】と【第784対戦車小隊】が0回戦第一試合から当たるという大波乱から幕を開けた。
先の2on2を制した二人に加え、関東での大会を片っ端から優勝を掻っ攫っている「ゆうすけ」を加えた万全の布陣の【ハゲと軍人2000万パワーズ】、対するは3人全員アノニムのスペシャリストによって構成された注目度NO.1のアノニムチーム【第784対戦車小隊】。
【第784対戦車小隊】先鋒の「oz」が【ハゲと軍人2000万パワーズ】を二人抜きするものの、万を満たして大将の「トルネードへきゃっしゅ」が出陣、「oz」の3人抜きに待ったをかける。
だが中堅「ペペ」が1本先取された状態からテトラグラマトンを発動し、一瞬の隙をついての投げからの逆転でラウンドを奪取。
この逆転劇で流れは「ぺぺ」に傾いた。3ラウンド目を冷静な射撃弾幕と対空投げで「トルネードへきゃっしゅ」を撃破!
0回戦第一試合という、最初の最初からクライマックス級の盛り上がりの試合が行われた。

Aブロックは【第784対戦車小隊】がそのまま勢いに乗り、二回戦のコーハツ勢の精鋭3人を揃えた【中塚建興】は前日の野試合で分析を完了していたチームリーダー「七橋」が、準決勝の関東勢3人が揃った【チャンピオンREDコミックス:チャイナ服と重戦車】は先鋒の「oz」が3人抜きで突破と、【第784戦車小隊】がAブロックを制した。

斡旋チーム3チームが全て固まったBブロック、こちらを制したのは現役コーハツ勢である「SIG」「ガッチョ」に元コーハツ勢の「BJA」を加えた【晩御飯ぶっぱ隊】。
特に「ガッチョ」の活躍が冴え、コンボミスを多発しながらもリスクを恐れぬ攻めから生み出すプレッシャーで押し切り、
決して高い性能を誇るキャラではないアドラーで地元コーハツ勢の意地を見せてくれた。

アノニムチーム【第784戦車小隊】とコーハツチーム【晩御飯ぶっぱ隊】の試合となった決勝戦、「ぺぺ」対「BJA」の先鋒戦でこそ【晩御飯ぶっぱ隊】が制したものの、中堅の「oz」がアンゲルスを駆使し的を絞らせない試合を展開。
射撃と格闘、押しと引きを柔軟に融合させた戦術を持ってして3人抜き。
大将の「七橋」を温存したまま、「oz」は準決勝の試合から合わせ6人抜きの快挙を成し遂げ、3on3はアノニム・アノニム・アノニムの異色の構成の【第784戦車小隊】が優勝を収めた。

団体戦は2on2、3on3共に同キャラチームが優勝を収めるという結果に終わった。
同キャラでしか構成されてない以上、チーム構成による互いのキャラの相性差カバーができないという欠点を持つ同キャラチームだが、結束力の高さは他チーム以上。抜群のチームワークで勝利をもぎ取ってくれた。

翌日8月31日は1on1大会が開催。この日の1on1本選に先駆け全国11店舗で予選大会が行われており、各予選の優勝者は既に本選出場の権利を所有している。
この全国予選を突破し本選出場権を獲得した11人に加え、当日予選参加者30人を加えた前日を上回る合計41人によって行われる1on1トーナメント。
当日予選はトーナメントを進み勝ち上がった5人が決勝トーナメントに進出する仕組みとなっており、全国予選を突破した11人と合わせた16人による決勝トーナメントにより雌雄を決するルールだ。完全者の声優である内海慶子さんによる選手読み上げの中、大会は行われた。

予選トーナメントは前日の3on3で怒涛の6人抜きでチームを優勝に導いた「oz」や、他のあらゆる格ゲーでその名を轟かせ電光戦車の恐怖を叩き込む「時の扉」が敗退しつつも「ペペ」「カイ勢」「カレー部NO.3照井」「ガッチョ」「さるすべ」の5人が決勝トーナメント出場権を獲得した。

数多の屍を乗り越えた兵16人が集う決勝トーナメント。
誰も彼もが強者揃いの中、名勝負に次ぐ名勝負を生みトーナメントは進行していきベスト4が選出された。
内訳はアノニム二人、ゾルダート一人、不律一人。

準決勝第一試合。
前日の2on2と3on3で大活躍をした3人のアノニムの一人にして、遠距離型キャラでありながらインファイトを真骨頂とする「ペペ」と大会間際にはアカツキはあまりプレイしていなかったものの、サムライスピリッツでその名を轟かせる「カイ勢」の対決。

1ラウンド目。
やや遠距離気味の中距離の間合いを維持しつつ射撃で不律の体力を削っていくアノニム。
「ぺぺ」得意の空中Cアンゲルスのめくり→特攻トリニタスの連続技も全段ヒットしないものの炸裂させるが、不律もアノニムの立C空振りの隙に斬撃をヒットさせていきダメージを稼ぐ。
体力はアノニム側がやや優勢なものの、「カイ勢」不律得意のジリジリとした前進によりアノニムが端に追いやられる。
前転で逃げようとしたアノニムに不律が遠屈Bを当て、更に起き上がりに投げを決め一気に体力を奪う。
しかし不律が距離を保ったところに空中Cアンゲルスをガードさせてからの投げで端から脱出、更に遠A→前転→投げを当て、投げ連携を駆使したアノニムが一本先取する。

2ラウンド目。
接近してくる不律を迎撃していくアノニム。
不律のジャンプBを4Cで対空し追撃を当て、不律側の体力は残り2割程度に。一方アノニム側はほぼ無傷かつゲージは3本溜まる直前と大きな差が。しかしまだ豊富に残っていた時間を生かしここから不律の反撃が始まる。
少しづつアノニムを端に追いやったところでアノニムが遠Cが空振ってしまう。
ここまで不律はアノニムの遠Cの隙に遠屈Cか遠屈Bを叩き込んでいた為、アノニム側はそれを読み下段攻勢を置くが、しかし不律のそれを逆手に取った渾身の遠Cが炸裂!
体力差はまだあるものの端に追い詰められたアノニム、前転で逃げようとするが不律はその悉くを全て遠近のしゃがみBで潰し逃がさない。
不律がリードを奪うが残り時間は20秒でアノニム側は3ゲージ溜まっている。
ここでアノニムをKOしてしまうとテトラグラマトンで復活してしまい体力が大幅回復してしまう為、残り少ない時間を生かしタイムオーバー勝ちを狙うのがセオリーだが不律側の体力も残り僅か、タイムオーバーを狙うつもりが一瞬の隙を突かれKOされかねない状況となる。
その最中残り11秒、不律側の遠屈Bがヒットしてしまい、アノニムの復活が発動、状況は一転しアノニムがリードしてしまう。
残り時間はわずか9秒、誰もがアノニム側の勝利を予測したがこれで終わらなかった。
不律が復活した直後のアノニムに投げを決め、更に立て続けに再度投げを成功し数秒にしてリードを奪い返す。
不律はそこから豊富なゲージを生かして立て続けに特攻前駆を繰り返し時間を消費、残り0.5秒のアノニムの削りにも耐え、逆転に次ぐ逆転劇は不律が制した。

3ラウンド目。
地道に不律の体力を奪っていく序盤だが不律の遠Cが立て続けに2連続でヒットし、一気に半分近く体力を奪われてしまう。
アノニムも負けずに空中投げからの起き攻めで不律の体力を大幅に奪うが、Aクルクスと不律の遠屈Cが相打ちした直後に起き攻めの遠Cが直撃、更に起き上がりに飛んで逃げようとしたところに遠Bが刺し込まれる三重苦で一気に体力は残り僅か。
斬撃にしろ投げにしろ一度読み負けたらそれで終わってしまう体力であり、しかもゲージは先のラウンドで放出してしまった為、復活も期待できない絶体絶命の状況に。
しかし勝負はまだ終わっていない。トドメを刺そうと起き上がりにダッシュ投げを狙ってくる不律を屈Aからのコンボで追い返し、ダメージと距離を稼ぐ。
アノニムの体力は残り極僅か、不律としては多少強引にでも攻撃を当てれば勝ちの為動きに焦りが出てくるが、アノニムはそれを見逃さずじっくりと立ち回り隙を縫って反撃を当て不律の体力も残り僅か。
最後は不律の着地にガードされても体力を削りきる遠Aの連打を重ね勝利。
二日にわたる大会の中でも屈指のギリギリの接戦を制したのは「ぺぺ」のアノニムだった。

準決勝第二試合。
3人のアノニムの一人にして、最強のアノニム使いとの呼び声の高い「七橋」と3on3はアカツキで出場したが1on1はメインキャラのゾルダートで出場した「トルネードへきゃっしゅ」の対決。

試合開始直後にゾルダートの6Cがヒット、一気に画面端まで運ぶ。
端で固められガードゲージを半分近く持って行かれるが、ゾルダートのジャンプに合わせての前転で画面端からの脱出に成功。
「七橋」が中距離からの弾丸と格闘のコンビネーションで奪われた体力分のダメージを取り返す。
一方ゾルダートは弾丸に相殺されない中ブリッツクーゲルで牽制しつつ攻め込む機会を待ち、少しづつながら確実な前進でアノニムを先とは反対側の画面端へ追い込む。
4Cを使ったコンボ2回と前転潰しの弱ブリッツクーゲルが刺さりアノニムの体力は後わずか、無理やり攻め込まず距離を保ち、アノニムを端から脱出させないゾルダートだが、一瞬の隙にアノニムの前転からの近屈Aが刺さり、残り時間18秒で体力はほぼ五分の状態へ!
残り時間わずか、かつ互いの距離が十分にあるこの状態、弾丸で削れるアノニム優勢かと思われたがこの状況での体力はゾルダートが極わずかながらリード。
状況を打破すべくアノニムが勝負の前転に出たがゾルダートはそれを見逃さなかった!
屈Aが刺さり体力差が開いてしまい、残り10秒そのリードを守り「トルネードへきゃっしゅ」がまずは1本先取。

2ラウンド目。
互いの位置を交代しつつ一進一退の攻防が展開されるが、アノニムが対空の飛A→空中投げや暴れ潰しの近Aからのコンボを決めリードしていく。
ゾルダートの体力が半分減りアノニムは8割程度体力が残った状態、アノニムの中クルクスがゾルダートに当たる直前、ゾルダートの3ゲージ技・ブリッツボンベが暴発し沸く場内!この暴発でゲージはにカラになってしまい、更にその隙に弾丸を2発受けてしまいますます開く体力差。
ゲージゼロのゾルダートとは対照的にアノニムは3ゲージ所持したまま。
アノニム有利の展開かと思われたが、アノニムが対空で出した4Cをゾルダートが空中4Bでスカしその隙を見逃さずにダッシュからのコンボを当てたことで場の流れは変わる。
端間際まで追い詰め前転防止の弱ブリッツクーゲルで少しづつ体力を削りKOするが、アノニムがここまで温存していたゲージで復活。残り時間6秒で弱ブリッツクーゲルに遠Bを当て、2ラウンド目は「七橋」が取り返す。

3ラウンド目。
アノニムの弾丸をかわし、開幕10秒でゾルダートが徐々に端へと追い詰める。
アノニムが牽制の為に放った空中アンゲルスだったが、着地の隙にあらかじめ置かれていたブリッツクーゲルがヒット、そこを見逃さずダッシュからのコンボで1ゲージ使って一気にゾルダートが一気に3割体力を奪う。
奪われた体力もさることながら、端に追い詰められてしまったアノニム。
一時は端から脱出するがそれでも両者の位置は変わらず、ゾルダートの体力はほぼ満タンながらもアノニムの体力は半分になってしまう。
再度端に追い詰められ、ゾルダートの垂直ジャンプに合わせての前転でアノニムが端からの脱出に成功、
しかし前転後のAアンゲルスでの逃げのはずが、垂直に飛び上がるBアンゲルスに暴発!着地の隙を見逃さずコンボを決めるゾルダート。
その後はゾルダートが空中6Bと空中4Bを引っ掛けつつ、アノニムのスライディングの隙に屈Bからのコンボを決めて「トルネードへきゃっしゅ」が勝利した。

そしていよいよ決勝戦。
当日予選枠を勝ちあがってきた「ぺぺ」と愛知のアーバンスクエア大須店代表の「トルネードへきゃっしゅ」の対決。
この二人の対決は前日の2on2と3on3でも行われており、2on2では「トルネードへきゃっしゅ」が、3on3では「ぺぺ」が勝っているイーブン状態。1on1決勝はその決着をつける因縁の決勝戦となった。

試合開幕直後、いきなりの大胆な前ダッシュで間合いを詰めるゾルダート、ブリッツクーゲルと空中6Bを駆使し少しづつアノニムを端に追いやる。
アノニムがゾルダートのJCからの連携を空中ガードしてしまいガードゲージが一気に点滅してしまうが、ゾルダートの飛び込みに合わせた前転でアノニムが端から脱出する。
要所要所でブリッツクーゲルを置きつつも慎重に動いていくゾルダートに対し、端と端から2キャラ分ほど離れた間合いを維持しこちらも慎重に射撃していくアノニム。
やや開いた体力差だったがゾルダートのAブリッツクーゲルに合わせたアノニムの近距離JBがヒット、そこからのコンボでダメージを稼ぎつつ起き上がりにBトリニタスを重ねるがゾルダートが起き上がりに出したBブリッツクーゲルと相打ちになり、体力はほぼ五分と五分の状態へ。
再び慎重な間合いの取り合いと牽制合戦になるが、地味ながらも確実に端に追い詰めていくゾルダート。
アノニムは状況を打破しようと前転からの奇襲を仕掛けるが、しかしゾルダートはそれを待ってましたとばかりに屈Aで潰し、1ゲージ使って大ダメージを奪いつつアノニムを一気に端に閉じ込める!
直後の起き攻めでの投げも決め、アノニムの体力は残り僅か。再度の起き攻めでは垂直ジャンプからの着地投げでアノニムの裏をかきKO。「トルネードへきゃっしゅ」が優勝に王手をかける。

2ラウンド目。
開幕直後のCブリッツクーゲルをアノニムがスライディングでくぐりダウンを奪う。
そこから「ぺぺ」が得意とする近距離寄りの中距離での射撃固めからアノニムが流れを取っていき、1ラウンド目とは逆にアノニムがゾルダートを端に追い込む。
すかさずAクルクスからの前転投げの連携を敢行するアノニムだが、ゾルダートは無敵技のフラクトリットでそれを斬り特攻フラクトリットにまで繋いで体力を取り返しつつ端から脱出。
画面中央で慎重に技を振っていく両者だが、ゾルダートがアノニムの垂直ジャンプの落下に立Aをガードさせる。空中ガードのノックバックは大きい為そこからBブリッツクーゲル→前ダッシュでアノニムを端に追い詰めるが、すぐにアノニムが攻勢でゾルダートを追い返す。
その後も拮抗した展開が続き両者の位置を入れ替えつつも体力差の開かない展開が続いていくがアノニムが再度端に追いやられ前転を仕掛ける。
前転に合わせての打撃を読んだアノニムが攻勢を置くが、その読みの上を行ったゾルダートはそれを見送り一拍遅らせての打撃からフルコンボ!アノニムの体力は残りわずかに。
ゾルダートは起き上がりに屈Bを重ねようとするが重ねが甘くアノニムが前転で逃げ、ここからの起き攻めでKOされるのは防いだアノニム。
それを地上から追いかけていくゾルダート、しばらくの牽制合戦の合間の前転を見逃さず屈Aを差込みKOするが、アノニムのゲージは3本残っており復活する。
残り時間は15秒だがアノニム復活後の両者の体力はほぼ五分の中、起き上がったアノニムにゾルダートのブリッツクーゲルがヒット、この残り時間の中では僅かな体力差も大きなリードとなる。
何としても取り返したいアノニムが残り8秒で勝負を賭けた前転。しかしこの試合悉く前転絡みの駆け引きに勝利しているゾルダートは見逃してくれなかった!
屈Bで潰し、そこから特攻フラクトリットで締めるコンボで丁度アノニムをKOし勝利!
大会最後の1on1は「トルネードへきゃっしゅ」の優勝と成った。
「トルネードへきゃっしゅ」は前日の2on2でも「師弟チーム」として優勝しており、2on2と1on1の二冠達成という圧倒的な記録を残した。

二日に渡る激闘の末、熱狂の中第一回アカツキ電光大戦はこうして幕を閉じた。

だがしかし、電光兵士達の戦いはまだ終わっていない。
なんと今冬、第二回のアカツキ電光戦記全国大会の開催が企画されているのだ!
(詳細は現在未定、決定次第ご報告します。)

シンプルなゲーム性故のとっつきやすさが最大のウリとなっている本作、現在まで未プレイの方も今から研鑽を重ねれば十分に次の大会に間に合う。
次の大戦の暁に数多の屍の上に立っているのは貴方かもしれない・・・。

兵士達は更なる訓練を重ね次の大戦に備えるべし。戦士諸君、大儀であった!【Text協力:BJA】
アカツキ電光大戦2on2
ENTRY:30
優勝 師弟チーム
【トルネードへきゃっしゅ(ゾルダート)・
S・R(ゾルダート)】
アカツキ電光大戦3on3
ENTRY:33
優勝 第784対戦車小隊
【oz(アノニム)・七橋(アノニム)・
ぺぺ(アノニム)】
勝敗表
2on2トーナメント
2on2勝敗
3on3トーナメント
3on3勝敗
1on1トーナメント

大会動画
2on2決勝戦
3on3決勝戦
1on1決勝戦

アカツキ電光大戦1on1
ENTRY:41
優勝:トルネードへきゃっしゅ(ゾルダート)
準優勝:ぺぺ(アノニム)